皆様このたびはお忙しいところやしの木アンケートにご協力いただきありがとうございました。
この回答は男性のゲイ(同性愛者)の方々を中心に回答いただきましたが、ストレートの男女からも回答を得ましたことをうれしく思います。性志向を問わず関心の高いテーマであったことがわかります。
皆様から寄せられた回答によりいろいろことを考えさせられました
アンケート結果を見た最初の印象は次のようなものでした。
希望に満ち溢れ前途洋々としているはずの20代の方々の多くが悲観的な見方をされているということに驚きました。経済的にも精神的にも先細りの予測をされ、これからの時代に希望を見出せないでいるようでした。
一方60代の方々は、リタイア後の生活に大いなる期待をされている方が多いように感じました。戦後世代を生き抜いて来た人々、20代の頃は食うに精一杯で老後や年金のことを考える暇などなかったせ代です。介護などという言葉はあまり聞かれなかったそうです。
60代が育った時代はモノや情報が少なく食うために働かざるを得なかったのに対し20代が育った時代はモノや情報が氾濫し、そのために行動が抑制されているように感じます。
30代、40代、50代の方々の意見は20代と60代の中間に位置しています。
モノや情報はもともと人の役に立つためにあったのですが、今は人を振り回す危険な武器と化しているような気さえします。
人間は基本的に経験から学ぶ動物といわれております。時には痛い思いをして初めて学習するのです。
痛みは身体的なものだけでなく、苦悩や不安など精神的なものだったりもします。こういったものを乗り越えたときに初めて人間は成長するものです。
若い方はインターネットでの情報収集が得意です。だからどんどん情報を集めればよいと思います。
ですが、情報を集めたあとはその中でどれが自分にふさわしいか どれが最も信憑性が高いか「選別」することです。
「選別」が終わったら、実際に「検証」してみることです。それが「行動」だと思います。
調べたあとは「行動するのみ」ということです。どんなことでもよい、手をつけることです。
「行動」こそがすべての扉を開く鍵だと思います。充実した人生が待っています。
とても素敵な老後はあなたがこの目で検証して確かめるしかないのです。そして作り出すのもあなたということです